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ロケンロー! 

トイス!

名盤発掘!
今回はGuitar Wolf「JET GENERATION」。

革ジャン着て、皮パン履いて、サングラスかけて。
アンプのつまみをフルにして。
爆音掻き鳴らせば、そこにはロックンロールが。

駆け抜けることハリケーンの如し。
来るは来るはの嵐。
セージさんが吠え。
アンプが叫び。
地響きのような爆音が鼓膜を劈く。

ノイズなんざ気にしない。
音質なんざ気にしない。
爆音さえあれば。
音圧さえあれば。
魂さえあれば。
それだけで良い。

爆音という名の嵐が、脳ミソの中を襲撃して、
全ての邪念を破壊して、通り過ぎていく。
荒らされたというより、
いらないものを吹き飛ばし、綺麗さっぱりとした脳内を思い出させてくれる。

なんの予備知識も、予習もいらない。
ただロックンロールを感じたいなら、
CDをセットして、音量をいつもより大きくして、
ただひたすら爆音に陶酔して、暴れ狂えばいい。
ただそれだけ。

今日のオススメの一曲。
環七フィーバー/Guitar Wolf

艶! 

トイス、トイス、トイス!

名盤発掘!のコーナー。
今回の名盤は、椎名林檎さんの「加爾基 精液 栗ノ花」。

「和」のイメージが色濃く出たこのアルバム。
それまでの二作と大きく違うところは、
バンドサウンドに拘っていないというところ。
更に言えば、アナログ主義なところ。
エレクトリック楽器に加え、ストリングス、民族楽器、琴や三味線。
更には、口笛、口リズムなど。
それらが幾重にも折り重なり、世界を織り成す。
タイトルもさることながら、その音の作りこみには圧倒されます。
それにより、アルバムトータルとしての世界観を醸し出しているというか。
艶っぽさというものが滅茶苦茶出ているんですよね。

そして、多彩な楽曲。
読んで字の如く、色を感じます。
もの凄く混沌とした黒いものもあれば、
汚れの無い純白みたいなものもあるんですが、一曲としてブレは無いんです。
中心となる部分がしっかりとしていて、
どれもそのアルバムの世界をキッチリと支えているという。
だから、どの曲が抜けたりしても、
バラバラと崩れていってしまうといった感じなんです。
それくらいに完成しきっているんです。

ただ、このアルバムから林檎さんに入ろうとすると、多少きついかも。
打ち込みと言うわけではないのですが、構成されている世界観が、
Radioheadの「Kid A」や、Björkの「Homogenic」に近い感じなので、
いきなりだと面食らうということもありえるかなと。
とりあえず、「無罪モラトリアム」や「勝訴ストリップ」を聴いた後に、
このアルバムをジックリと味わうというのがオススメです。
そうすれば、このアルバムの本当の姿が見えてくると思います。
ここまで世界観が滲み出ているアルバムもなかなか無いので是非とも!

ちなみにこのアルバムには、ギタリストとして、
モーサムの百々さんや、事変の浮雲さんが参加しています。

今日のオススメの一曲。
茎/椎名林檎

王国! 

トイス、トイス!

名盤発掘!
今回はThe Rodeo Carburettorの「Kingdom」を。

間違いなく日本のロックを背負う存在になるであろう、
ロデオキャブレターのセカンド。
無理に止めることが出来ないほどの破壊力を持っていたファーストから、
更にメロディという強力な武器に磨きをかけ、
一番の武器の爆音の中に投じる。

三人から吐き出される轟音。
そのの中にある確かなメロディ。
そして骨太でタイトなリズム隊に絡む歪んだギター。
聴くもの全てを飲み込むほどの包容力、そして破壊力。
一発録りのなかの緊張感を楽しんでいるように、
まるでライブをしているかのように、
それら全てを聴くものにぶつけてくる。
そこに妥協は無い。
ロックの衝動というものが確かに存在する。

一曲一曲に込められたテンション。
それがかなりの純度で、濃いものだから、
ひとたび耳にすることがあったなら、忘れることが出来なくなる。
それに美しいメロディが絡むのだから、今再び聴きたくなるという連鎖。
そして何度も何度も繰り返すことによって抜け出せなくなる魅力。

もうこの音の喧嘩は終わりません。
決して逃れることの出来ないロックの魔法。
爆音の中の美しいメロディに酔ってみては。

今日のオススメの一曲。
tonight/The Rodeo Carburettor

初期衝動。 

ロックンロールには初期衝動というものがあって。
一度その音を聴いただけで強烈なインパクトを残すことがある。

FRICTION「Zone Tripper」

日本のロックンロールにおける先駆者。
今までに幾多のメンバーチェンジを繰り返し。
その都度、破壊ともいえるほどの衝撃を与えてきた。
そして今世紀、RECKさんが、
壮絶なるロックンロールバトルの相手として選んだのは中村達也さん。
この二人の怪物から生まれる音はまさに初期衝動。
曲が既に出来上がっているからこそ、
この二人のエッセンスを極限にまで出し切ることが出来る。
曲がいつ出来たとか、いつリリースされたとか関係ない。
今現在における最強の初期衝動。
一つの音、一つの間、何処であろうと気を抜くことが出来ぬまま。
ただただ迫り来る音に身を委ねる。
本当にベースなのかと疑うほどに幾多にも装飾されたベースの音と、
一音一音がまるで殴打というほど魂の籠もったドラムの音。
この二つがあるだけで死ねる。
これほどまでの初期衝動。
生半可な気持ちで聴いていたら着いていけない。

今日のオススメの一曲。
Zone Tripper/FRICTION

新生。 

遂に発売いたしました。

東京事変「OSCA」

林檎さんが作曲陣から離れても尚、余りある才能。
このシングルでは、浮雲さんの作曲1曲、伊澤さんの作曲2曲という布陣。
ついでに言えば林檎さんの作詞は1曲のみという、
まさに今回のプロジェクトを端的に表したような感じでしょうか。

今まで、ソロ時代を含め、事変を通じても、
シングルにおけるカップリングの存在というのがとても魅力的でしたが、
体制が変わった今回でもそこのところは相変わらず。
とても魅力たっぷりな名曲たちなわけです。
一抹の不安をも感じさせないその状態の良さには安堵感をも覚えます。

とりあえず一曲ずつの紹介。

「OSCA」
このブログやmixiを通して何度も紹介させてもらったこの曲。
作詞作曲共に浮雲さんによる楽曲。
ヴォーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム。
全てがテクニカルでパワフル。
バンドアンサンブルをこれでもか!というほどに突き詰め、
各々の楽器が好き放題やっているように思えても、
キチンと一つに纏まっているというのが凄まじい。
後半、テンポアップ後のアグレッシブなプレイもまた事変ならでは。
新生事変の今後を示すような一曲だと思います。

「ピノキオ」
伊澤さん作詞作曲。
「手紙」や「落日」の流れを汲む、メロディがとても綺麗な一曲。
ピアノを軸にあり、優しいメロディなんですが、
ギターがギャンギャン鳴っているというギャップが良い感じです。
伊澤さんが作詞ですが、散文的で想像を掻き立てる世界観はなんとも。
ちなみに「OSCA」の後にくるわけですが、無理矢理な感じは無く、
すんなりこの曲の世界へ入り込んでいけました。

「鞄の中身」
伊澤さん作曲、林檎さん作詞。
非常にポップでありながら、どこか切ない感じがするメロディ。
またまた素敵なメロディ。
どうやら伊澤さんのメロディが好きみたいです。
そしてピョンピョンと跳ねるリズムもまた気持ちが良いです。
それから、ギターにしろピアノにしろ、
一音一音が懐かしさを感じさせるような温かみを持っています。
とても雰囲気が良い一曲です。

一曲一曲、とても素敵な曲ばかり。
次のアルバムに期待が高まるばかりです!

今日のオススメの一曲。
ピノキオ/東京事変

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